不整脈の約9割は心配無用である—1万人以上の心臓治療に携わった医師がそう断言している。多くの人が不整脈を過大に診断されがちだが、実際には治療を必要としないケースがほとんどだという。
脈のリズムでわかる不整脈の有無
正常な脈は「トン—トン—トン—トン—トン」と規則正しくリズミカルに打つ。自分の脈が常にこの状態なら、不整脈ではない。しかし不整脈では、脈のリズムが様々なパターンで乱れる。
代表的な不整脈のパターンとして、以下のようなものがある。
- 脈が飛ぶ(抜ける)場合:3拍目で本来あるはずの脈がなくなる、または極めて弱くなる
- 全部の脈がバラバラになる場合:リズムが不規則に変化する
- 全部の脈が速くなる場合:連続して速い脈が続く
- 脈の休み時間が長くなる場合:脈と脈の間隔が長くなる
これらの乱れは、不整脈の種類によって突然始まって突然治まることもあれば、長時間継続することもある。病院での検査も重要だが、普段の生活で自分の安静時の脈の状態を知っておくことが非常に重要だ。
自分でできる脈のチェック方法
まず、1分間に打つ自分の脈のリズムに注目しながら、日を分けて何度かチェックする。その結果、いつも規則正しく同じリズム・同じ強さで脈を打っていることがわかれば、不整脈の心配は無用である。
なお、ストレスや疲れによって脈が速くなっている可能性もあるため、リラックスした状態で測定することが肝心だ。医師はこの簡単な自己チェックを勧めている。



