無精子症などで子供を持てない夫婦向けに、東京の民間精子バンクが各地の医療機関へ仲介した身元開示ドナーの提供精子を使い、今年7月末までに夫婦21組が出産したことが、バンク側のまとめで10日分かった。
成人後に氏名や連絡先を開示
生まれた子供が成人して希望すれば、ドナーの氏名や連絡先を開示する。ほとんどのドナーは面会にも応じる意向を示しているという。出自を知る権利を保障する取り組みとして注目される。
提供精子の在り方が問われる
提供精子による治療は1948年に国内で初めて実施され、これまで1万人以上が生まれたとされる。ドナーはほとんどが匿名とされてきたが、提供精子で生まれた人たちが出自を知る権利を求めて声を上げ、提供の在り方が問われている。



