ロシア最高裁が反戦政党ヤブロコを下院選から排除、幹部が真相語る
ロシア最高裁、反戦政党ヤブロコを下院選から排除

ロシア最高裁判所は10日、ロシアで事実上唯一の反戦政党であるヤブロコを9月の下院選から排除することを認めた。最高裁の判断の直前、党政治委員会のアレクサンドル・グネジロフ氏に、問題の背後に何があるのか聞いた。

祖国党の訴えとヤブロコの反論

侵攻を支持する民族主義政党「祖国」党が、ヤブロコの下院選からの排除を最高裁に訴えていた。祖国党の党首ジェラブリョフ氏は公然と、停戦と和平交渉を訴える反戦政党であることを理由に下院選からの排除を主張し、流血の事態に反対することを「ロシアへの裏切り」と言っている。

グネジロフ氏は「排除の口実が必要だっただけで、訴えの内容に根拠はありません」と述べる。例えば、核戦争の脅威の訴えに広島の原爆の写真を使い、著作権を侵害したとしているが、80年以上前の写真で、すでに著作権は切れていると指摘する。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

SNS投稿と若者の支持

また、SNSの投稿をめぐる不透明な資金調達も指摘されている。ヤブロコを支持する市民らのSNS投稿に金が支払われ、その資金の出どころが不明だという主張に対し、グネジロフ氏は「投稿に対して金銭が支払われた証拠は何もありません」と否定する。

ロシアで禁止されているインスタグラムでは、若者たちがリンゴ(ロシア語でヤブロコ)をかじり、「リンゴはおいしくて体にいい」と言う動画があふれている。グネジロフ氏は「明らかに私たちへの支持の表明ですが、平和を望む自発的な行動です」と語る。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ