病院の電子カルテには、患者さんの診療情報とは別に、スタッフ間で共有するための「患者メモ」のような機能があります。「この患者さんにはこういう配慮が必要」「このことについては説明を丁寧に」など、診療を安全かつスムーズに行うための情報が、カルテを開いたときにすぐ分かるようになっています。
過去のトラブルも記録される
この患者メモには、過去のトラブルについての記録が含まれることもあります。スタッフへの暴言・暴行、セクハラ、度を超えたクレームなど、病院側が対応上注意すべき出来事があれば、その情報が共有されることがあります。
つまり、以前トラブルを起こしたことをなかったことにして、別の日に何食わぬ顔で来院しても「この人、初めて見る患者さんだな!」とは、必ずしもならないわけです。
監視目的ではない
もちろん、患者さんを「要注意人物」として監視するためのものではありません。スタッフも患者さんも安心して医療を受けられるようにするための情報共有です。
病院スタッフに対する暴言・暴行・セクハラなどは、思っている以上に「なかったこと」にはなりません。