世界文化遺産「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」(奈良県明日香村、橿原市、桜井市)を巡ってもらうため、地元3市村が作成したオリジナル御朱印「飛鳥乃余韻(あすかのよいん)」に、飛鳥宮跡(明日香村)と藤原宮跡(橿原市)が加わり、19構成資産のうち16資産分が完成した。残る3資産はゆかりの寺院が独自に御朱印を授与しており、これを含めると全資産分がそろった。
御朱印の販売場所と価格
飛鳥宮跡の飛鳥乃余韻は明日香村の県立万葉文化館、藤原宮跡の飛鳥乃余韻は橿原市の市観光交流センター「かしはらナビプラザ」で1日から販売される。残り14資産も両市村の施設で取り扱っており、1枚500円。
特別御朱印と御朱印帳の配布・販売
16資産の飛鳥乃余韻を集めると特別御朱印が、ゆかりの寺院を含む19資産分を集めると別の特別御朱印がプレゼントされる。配布場所は明日香村の飛鳥びとの館と、かしはらナビプラザ。また、今秋には全19資産分を収納できる専用の御朱印帳を販売する予定だ。
飛鳥乃余韻は、3市村が構成資産を回ってもらうために令和4年度に明日香村内の石舞台古墳、高松塚古墳、キトラ古墳、酒船石遺跡からスタートし、徐々に増やしてきた。16資産いずれも「妖怪書家」として知られる県在住の逢香(おうか)さんが資産名を揮毫(きごう)している。
明日香村明日香産業課の担当者は「飛鳥乃余韻は構成資産を回ってもらうきっかけになり、販売した収益は文化財の保存・活用にも役立てられる。多くの人に協力してほしい」と話している。



