不整脈の9割は心配無用 医師が語る期外収縮の真実
不整脈の9割は心配無用 医師が語る期外収縮

不整脈の種類の中で最も多く見られるのは「期外収縮」です。循環器専門医として長年1万人以上の心臓治療に携わってきた経験から言えば、不整脈と診断された患者の約9割がこの期外収縮に該当します。期外収縮は「脈が飛ぶ」「脈のタイミングがズレる」不整脈で、多くの場合は心配いりません。

ストレスや疲れが原因の脈拍増加

脈が全体的に速くなる場合でも、その正体は不整脈ではなく、ストレス・疲れ・イライラ・不安・心配ごとなどの影響である可能性があります。このような場合は自律神経の乱れが根本原因であり、適切なセルフケアで脈や動悸は落ち着くはずです。日常的に脈のリズムをチェックする習慣は、不整脈や動悸の予防・セルフケア・治療に役立ちます。

期外収縮は誰にでも起こる

期外収縮は健康な人でも1日に30回程度は発生しています。高齢者から小学生まで幅広い年代で見られますが、多くの人はその発生に気づきません。気づいたとしても実際の発生数のごく一部です。例えば「昨日は10回も脈が飛んだ」と訴える患者でも、24時間心電図で検査すると実際は50〜60回飛んでいることも珍しくありません。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

自覚症状と治療の必要性

期外収縮の自覚症状としては「脈が飛んだ感じ」や「一瞬の動悸」があります。動悸は「ドキン」とする一過性のもので、持続する「ドキドキドキドキ」は期外収縮ではありません。そのほか「息苦しい感じ」「胸が押さえつけられる感じ」を訴える場合もあります。ただし、高齢者でも基本的に治療の必要はなく、経過観察で十分とされています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ