東京都は15日、都庁舎(新宿区)で回収しているリチウムイオン電池が80日間で1万個を突破したと明らかにした。家庭で眠るレアメタル(希少金属)の再資源化を促す「東京鉱山の掘り起こし」の一環で、今月末まで回収キャンペーンを続ける。
AIが自動分別する回収ボックス
都は6月下旬、リチウムイオン電池を使った小型充電式家電のリサイクルボックスを第1本庁舎1階に設置。AI(人工知能)が▽携帯電話▽モバイルバッテリー▽加熱式たばこ器具▽その他の充電式家電――を自動で分別する。
1日100個程度のペースで集まり、今月12日、大田区の自営業伊藤宏子さん(53)が1万個目となるスマートフォンを提供した。2005年頃から初めて使ったスマホだったという。
記念品を受け取った提供者の声
15日に再び携帯電話などを持って都庁を訪れた伊藤さんは、都の担当者から記念品を受け取り、「ずっと引き出しに眠っていて(電池の)発火も怖かったが、捨て方を調べずにいた。キャンペーンを機に回収してもらえてよかった」と話した。



