終戦から81年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われる。天皇、皇后両陛下ご臨席の下、戦没者遺族らが参列し、先の大戦の犠牲者約310万人を悼む。高市早苗首相は就任後初めて出席し式辞を述べる。
参列遺族の半数超が戦後生まれ
厚生労働省によると、参列予定の遺族3270人のうち戦後生まれは昨年に続き半数を超え、過去最多の1840人となる。戦後生まれの割合は昨年の53%から今年は56%に増えた。
参列予定の遺族の年代で最も多いのは80歳以上の44%で、70代の21%、60代の14%と続く。最高齢は98歳、最年少は3歳。
首相式辞と式の内容
首相式辞を巡っては昨年、石破茂首相(当時)が「反省」の文言を民主党政権以来13年ぶりに盛り込んだ。平成25年以降の安倍晋三元首相らと同様、アジア諸国への加害責任には言及しなかった。
式は午前11時50分ごろに始まり、首相の式辞後、正午の時報に合わせて黙禱。天皇陛下のお言葉に続き、遺族代表が追悼の辞を述べ、参列者が献花する。
関連行事と靖国参拝
15日は全国各地で関連行事が実施される。厚労省のまとめによると、計3万1000人以上が参加する見通し。自民党の鈴木俊一幹事長ら党四役は15日、靖国神社(東京・九段北)をそろって参拝する方向で調整している。



