財務省、27年度予算の想定金利を3.8%に引き上げへ 財政圧迫強まる
財務省、27年度予算の想定金利を3.8%に引き上げへ

財務省が2027年度予算の概算要求で、国債の利払い費の計算に使う想定金利を3.8%にする方向で調整していることが明らかになった。長期金利の上昇を踏まえたもので、2026年度予算の3.0%から引き上げられる。これにより利払い費が増加し、財政を圧迫する構図が一段と強まる見通しだ。

想定金利の設定と引き上げの背景

想定金利は、金利の急騰に備えるために市場の実勢よりも1%幅ほど高めに設定されている。2026年度予算の概算要求では、昨年8月時点で2.6%としていたが、昨年12月に予算案を閣議決定した段階で3.0%に引き上げられた。

その結果、2026年度予算では国債の利払い費が13兆円と前年より2.5兆円増加し、国債の償還費と合わせた「国債費」は過去最大の31.2兆円となった。2027年度ではさらに増額することが確実視されている。

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今後の見通し

昨年10月の高市早苗政権の下で長期金利が上昇した影響もあり、想定金利の引き上げは財政運営にさらなる負担をもたらす。財務省は2027年度予算の概算要求でこの調整を進める方針だ。

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