「国際観光旅客税」、いわゆる「出国税」が2026年7月1日から引き上げられた。これまで出国1回につき1000円だったが、今後は1回につき3000円となる。この改正は、所得税法等の一部を改正する法律により国際観光旅客税法の一部が改正され、同日から施行されたものだ。
出国税の目的と仕組み
国際観光旅客税は、観光先進国実現に向けた観光基盤の拡充・強化を図るための恒久的な財源を確保するために創設された。原則として、日本から出国する旅客(国際観光旅客)に対して、船舶や航空会社がチケット代金に上乗せする形で徴収する。
経過措置について
なお、7月1日以前に締結された運送契約に基づく出国に関しては、旧税率(1000円)が適用される猶予措置が設けられている。そのため、旅行の予約時期によって適用される税率が異なる場合がある。
今回の増税により、国は観光関連施設の整備や訪日外国人旅行者の受入環境向上などに充てる財源を拡大する方針だ。



