米国高速艇がキューバ領海に侵入、銃撃戦で4人死亡・6人負傷…テロ計画か
米国高速艇がキューバ領海に侵入、銃撃戦で死傷者発生

米国高速艇がキューバ領海に侵入、国境警備隊との銃撃戦で死傷者発生

キューバ内務省は2月25日、米国フロリダ州登録の高速艇が同国領海に侵入し、国境警備隊との間で銃撃戦が発生したと発表しました。この事件により、高速艇の乗組員4人が死亡、6人が負傷したほか、キューバ側の国境警備隊指揮官も負傷しました。

キューバ側の主張:テロ計画の疑い

キューバ当局によると、事件は25日午前、中部ビジャクララ州沖で発生しました。国境警備隊の巡視艇が接近した際、武装した乗組員が発砲を開始し、これに対しキューバ側も応戦したと説明しています。

キューバ内務省は、乗組員全員が米国在住のキューバ人であり、テロを企てていたと強く主張しています。さらに、乗組員の中には、テロ計画などの容疑でキューバ当局から指名手配されていた人物も含まれていたとしています。

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事件後、キューバ当局は現場から拳銃や手製の爆発物などを押収し、国内の支援者1人を逮捕しました。これらの証拠品は、乗組員による計画的な攻撃意図を示すものとして扱われています。

米国側の反応:関与を全面否定

一方、ロイター通信の報道によると、米国のルビオ国務長官は25日、訪問先のセントクリストファー・ネビスで記者団に対し、この事件が米国の軍事作戦ではなく、米政府関係者の関与も一切ないと強調しました。

ルビオ氏は、米国として独自の調査を行う方針を示すとともに、キューバ側の主張に対して慎重な姿勢を見せています。この発言は、事件の背景や真相について、両国間で見解の相違が生じていることを浮き彫りにしています。

地域情勢への影響と今後の展開

この事件は、長年にわたる米国とキューバの緊張関係の中で発生した重大な事案です。領海侵犯と銃撃戦という事態は、両国間の外交摩擦をさらに悪化させる可能性があります。

キューバ側が主張するテロ計画の詳細や、乗組員の具体的な動機については、今後の調査によって明らかになることが期待されます。また、米国側が行うと表明した独自調査の結果も、事件の全容解明に重要な役割を果たすでしょう。

国際社会では、この事件が地域の安全保障に与える影響について、注視が続いています。特に、米国在住のキューバ人による越境活動が、今後どのように規制されるかが焦点の一つとなる見込みです。

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