メラニア・トランプ米大統領夫人(56)は20日、約1か月にわたり公の場に姿を見せなかったことに対するメディアの臆測や、夫であるドナルド・トランプ大統領(80)の側近をめぐる騒動を軽妙に笑い飛ばした。
「私がいなくて寂しかったそうね」
メラニア氏はホワイトハウスのローズガーデンで開催されたイベントの冒頭で、ほほ笑みながら「こんにちは。私がいなくて寂しかったそうね。ほらここにいる」とあいさつした。
メラニア氏は大統領執務室から壇上までトランプ氏と手をつないで歩いた。メラニア氏がスピーチをする間、トランプ氏は客席に座っていた。
建国250年記念イベントで復帰
このイベントは、米国の建国250年を祝う行事の一環として首都ワシントンの市街地で開催される「インディカー・シリーズ」のレースを前に、インディカーとフォックス・コーポレーションが大学の奨学金制度へ寄付を行うことを記念して開催された。
だが、注目を集めたのは、7月19日のサッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会の決勝以来、公の場に姿を見せていなかったメラニア氏だった。スロベニア出身の元モデルであるメラニア氏は、4月にトランプ氏の暗殺未遂事件で中断され仕切り直しとなった7月24日のホワイトハウス記者会主催の夕食会など、いくつかの重要なイベントを欠席していた。
公の場での活動を大幅に減少
米NBCテレビが17日に配信した分析によると、メラニア氏は大統領夫人としての2期目において、1期目の同時期と比べて公式行事の出席数を約半分に減らすなど、公の場での活動を大幅に減らしている。
メラニア氏の公の場への復帰は、トランプ氏に「心酔」する忠臣ナタリー・ハープ大統領特別補佐官(35)に関する臆測が飛び交う中でのことだった。ハープ氏は7月上旬にイランが暗殺を企てているとの情報を受け、トランプ氏がトルコで極秘裏に旧型の大統領専用機から別の軍用機に乗り換えた際、同行した数少ない側近の一人だった。
民主党のジョン・オソフ上院議員がこの数少ない側近にハープ氏が含まれていたのはなぜかと質問すると、ホワイトハウスは猛反発した。ハープ氏は第2次トランプ政権になってからほぼ常にトランプ氏の傍らに控え、トランプ氏が口述する通りにSNS投稿を入力したり文書を印刷したりする役割から「人間プリンター」の異名をとる。ハープ氏はこの日のローズガーデンのイベントに同行していなかった模様だ。



