室戸市と済生会が連携協定、インクルーシブ就労で共生社会へ
室戸市と済生会が連携協定、インクルーシブ就労で共生社会へ

高知県室戸市は26日、全国40都道府県で病院や福祉施設などを運営する社会福祉法人・済生会(本部・東京都港区)と連携協定を結んだ。済生会が市町村と協定を締結するのは初めてとなる。

協定の内容と重点テーマ

協定では、地域福祉の推進や地域コミュニティーの活性化などで連携する。最大のテーマとして掲げるのは、高齢者やひきこもり、生活困窮者らの社会参加と自立に向けた取り組みだ。

具体的には、旧元小学校舎を拠点に、年齢や障害の有無、性別などに関係なく働ける仕事の場や仕組み(インクルーシブ就労)を整えるという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

市長と理事長のコメント

植田壮一郎市長は農福連携を念頭に、「まちづくりに福祉の視点があれば、地域は再生できると考えている」と意欲を示した。

済生会の炭谷茂理事長は、高齢化による地域衰退の広がりや、障害者の収入が低水準のままであることを指摘。「それぞれが労働者であり市民。自発的に働くことは自活、社会貢献につながり、地域経済が豊かになる。課題の集積地である室戸には食材など良い資源がある」と、インクルーシブ就労の意義を強調した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ