立憲民主党の田名部匡代幹事長は30日の記者会見で、党本部を置いている東京・永田町の「三宅坂ビル」の賃借スペースを大幅に縮小すると発表した。現在は地下2階、地上10階建てのうち5階から10階を使用しているが、2027年2月までに9階だけを残し、他の5フロアからは退去するという。
財政難で経費削減へ
立憲は1月の中道改革連合の結党に伴って衆院議員が離党したため、参院議員39人となった。国からの政党交付金が減るなど財政難が深刻化していた。
田名部氏は党本部スペースの大幅縮小について「非常に痛みを伴う改革」と説明。党職員の早期退職も募るとし、「できるだけ経費を削減、支出を抑えていく。これが最善の方法だと執行部で確認した」と語った。
旧民主党以来の拠点
1996年に結党した旧民主党は、翌97年7月に三宅坂ビルに入居。それ以降、野党政局の舞台となってきた。
立憲のほか、中道も党本部を置き、中道から離党した立憲系衆院議員らが9月17日に結成した「民主改革の会」も「主たる事務所の所在地」として届け出ている。