読売333は週間1・4%高、3指数そろって上昇…8月24日週の分析
読売333は週間1・4%高、3指数そろって上昇

読売新聞社が公表する日本株の株価指数「読売333」は、2026年8月24日週に週間で1・4%高となった。日経平均は0・6%高、TOPIXは2・0%高で、3指数そろって上昇した。

週間の値動きと背景

金曜28日夜に米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長の講演を控え、様子見姿勢が強まったものの、底堅い動きが続いた。米国の半導体大手エヌビディアの決算は市場予想を上回る内容だったが、日本のAI関連への好影響は限定的となった。一方、SaaS(サース)関連などAI関連が強かった年前半に嫌われていた銘柄の多くに資金が向かい、物色の広がりが見られた。

3指数のパフォーマンスは、TOPIX>読売333>日経平均の順となった。日経平均はAI関連が弱かった24日や27日に下落し、相対的に見劣りした。メガバンクなど金融株の注目度が高まり、時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいTOPIXが強く、読売333はTOPIXとともに先週は負けなしで、28日まで7日続伸。緩やかに水準を切り上げ、日経平均を大きく上回るパフォーマンスとなった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

個別株の動向

複数の証券会社が目標株価を引き上げたリクルートHD(6098)は週間で2桁の上昇率。米国でセキュリティサービスを展開するクラウドストライクが決算を受けて急騰したことから、トレンドマイクロ(4704)に連想買いが入った。金属市況の上昇を手がかりに、三菱マテリアル(5711)など非鉄株に資金が向かった。

一方、キオクシアHD(285A)は設備投資に関するニュースで大幅高となる日もあったが、証券会社の目標株価引き下げが嫌気され、週間では2桁の下落率。荏原製作所(6361)は証券会社の投資判断引き下げを受けて大幅安となった。

構成銘柄紹介

セガサミーホールディングス(6460)は、ゲーム、アニメ、玩具、遊技機などエンタメ・レジャー関連の事業を幅広く手がける。証券会社の目標株価引き上げを追い風に株価が急伸。任天堂(7974)などゲーム株や、サンリオ(8136)などコンテンツ関連に見直し買いが入り、どちらの要素もある同社の注目度が高まった。時価総額は約6600億円。

ロート製薬(4527)は、一般用医薬品の目薬でシェアトップ。第1四半期決算発表時に通期の見通しを上方修正し、8月前半に株価が急騰。その際に年初来高値を更新し、2025年の高値も上回ったことから、中長期視点でチャートの形状が良くなった。先週は好業績銘柄の再評価機運が強まる中で、上値追いの流れが続いた。時価総額は約7300億円。

読売333は、読売新聞社が公表する株価指数で、333銘柄をすべて同じ比率(約0・3%)で組み入れる「等ウェート型」の算出方法を採用。野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティングが算出実務を担い、売買代金と浮動株時価総額に基づいて銘柄を選定する。年4回ウェート調整を行い、毎年1回、11月の最終金曜日に銘柄入れ替えを実施する。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ