再使用型ロケット飛行試験成功、木原官房長官「競争力強化につなげる」
再使用型ロケット飛行試験成功、木原官房長官「競争力強化」

木原官房長官は13日の記者会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施した再使用型ロケットの小型実験機による飛行試験の成功について、その意義を強調した。同長官は「ロケット打ち上げの高頻度化、価格低減に寄与することが期待される」と述べ、再使用型ロケット技術が宇宙開発の効率化に果たす役割に期待を示した。

飛行試験の詳細と今後の展望

今回の飛行試験は、JAXAが開発を進める再使用型ロケット技術の一環として、秋田県能代市で行われた。小型実験機「RV-X」が着陸する様子が確認され、試験は成功裏に終了した。この実験機には、日独仏共同開発のエンジンが搭載されており、今年度中には同型エンジンを搭載した本格的な試験機の初打ち上げが計画されている。

木原官房長官は、「今回の試験で得られた貴重なデータや経験も合わせ、我が国の競争力強化につなげていく」と述べ、国際共同開発の成果を日本の宇宙産業の競争力向上に活用する方針を示した。再使用型ロケットは、従来の使い捨てロケットに比べ、打ち上げコストを大幅に削減できる可能性があり、世界各国で開発競争が激化している。

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再使用型ロケットがもたらす経済効果

再使用型ロケットの実用化は、衛星打ち上げ市場における日本のプレゼンス向上に直結する。打ち上げ頻度の向上と価格低減により、民間企業の宇宙事業参入が促進され、関連産業の活性化が期待される。JAXAは、今回の試験データを基に、2020年代後半の実用化を目指している。

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