高市首相の中傷動画「陳述書」提出、3週間経過も実現せず 見送り論も
高市首相、中傷動画陳述書提出遅れ 見送り論も

高市早苗首相が「中傷動画報道」をめぐり、6月22日の衆院予算委員会で突然「近日中に秘書の陳述書を提出させて」と発言してから3週間以上が経過したが、今なお陳述書は提出されていない。国会の会期末が迫る中、首相官邸内では提出を見送る案もささやかれている。

陳述書提出の経緯と野党の反発

高市首相は6月22日の衆院予算委員会で、自身の公設秘書が自民党総裁選などで他候補を中傷する動画をSNSに投稿したとの報道について野党議員から追及を受けた際、「近日中に秘書の陳述書を予算委員会の理事会に提出させてください。それをもって答弁とさせていただきたい」と述べ、答弁を回避した。さらに、答弁準備のための秘書への聞き取りが必要で、「私の首相としての業務時間も残念ながら確保できなくなってきている」と訴えた。

この対応に野党側は猛反発。立憲民主党の斎藤嘉隆国会対策委員長は「あり得ない。国会でやりとりする意味がなくなってしまう」と批判した。自民党内からも疑問の声が上がった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

首相の発言修正と提出の遅れ

その後、高市首相は国会で「あらかじめ陳述書を提出し、全体像を読んでいただくことで理解が深まると考えた。陳述書を提出し、国会での質問に対応しないという趣旨ではない」と発言を軌道修正した。しかし、約束から3週間以上が経過した現在も陳述書は提出されておらず、首相官邸関係者によると「みんな、関心を失っているだろう」との声も出ている。

今国会の残り日数はわずかで、法案審議の渋滞も指摘される中、陳述書提出の行方は不透明だ。野党は引き続き高市首相の国会対応を批判しており、今後の政治日程に影響を与える可能性もある。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ