NHK性加害対応、経営委員長「マネジメント再整備のいい機会」
NHK性加害対応、経営委員長「マネジメント再整備の機会」

NHK経営委員会の古賀信行委員長は25日の委員会終了後に取材に応じ、性加害を受けた職員からの異動希望に適切に対応しなかった問題について「組織としてマネジメントがきちんとできてない要素がある」と述べた。そのうえで、「それら(マネジメント)を再整備するのにいい機会になるのではないか」と語った。

事案の経緯と職員の異動希望

NHKは今月5日、職員が番組出演者らとの懇親会の後、出演者による性加害を受け、欠勤・休職に至ったという事案を公表。職員は1年数か月後に職場に被害を打ち明け、別の職場への復職を求めたが、人事局担当者らは「現所属での復職が原則」として元の職場に戻していた。

被害から3年余りたった後、職員は希望部署に異動。昨年4月、所属部署以外での復職の希望が聞き入れられなかった理由などを確認しようとNHK側に申し入れた。その時に初めて、リスク担当者や会長ら役員が事態を把握したという。

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委員長の認識と今後の課題

古賀委員長は「マネジメントとして足らざる部分は何だったのか、自分の立場でよく考えてこの事案を見ないといけない。単に人様に言う(外部に発表する)ために『こうしなければいけない』と連呼しても、組織としてはなかなか良くならないという危惧感を(執行部に向けて)表明した」と明かした。

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