自民、衆院定数「比例のみ31減」の折衷案提示 与野党対立で
自民、衆院定数「比例のみ31減」の折衷案提示 与野党対立で

衆院の選挙制度協議会の座長を務める自民党の鈴木馨祐氏は22日、与野党による衆院選挙制度改革に関する会合で、定数削減をめぐり与野党が対立する中、「比例区のみで31削減」を柱とする折衷案を示した。

従来の主張から修正した折衷案

自民と日本維新の会の与党は従来、「比例区のみで45削減」を主張していた。今回の折衷案では、削減数を31に縮小し、野党側の理解が得られるかが焦点となる。

与野党は衆院選の「現行制度の見直し」のため、10月末までに結論を得るよう努力することで合意している。鈴木氏は会合の冒頭、「もう10月も終わるので、私なりの折衷案ということでお示しさせてもらいたい」とした上で、「衆院の議員定数を31議席削減する。この定数については比例代表において行う」と述べた。

議席配分方式の変更も盛り込む

折衷案には、比例区の議席配分方式に関し、現行のドント式よりも中小政党がより議席を得やすい「修正サンラグ式」への変更なども盛り込まれた。

与野党は月末に向けて交渉を続けるが、自民としては45削減を強く主張してきた維新への配慮も必要になる。