国際女性デーに合わせ日本、ウクライナに女性用防護服と地雷除去車両を供与
日本、ウクライナに女性用防護服と地雷除去車両を供与

国際女性デーに合わせ日本、ウクライナに女性用防護服と地雷除去車両を供与

ロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウで、3月6日、日本政府と国際協力機構(JICA)がウクライナ非常事態庁に地雷除去に使用する車両を供与する式典が開催されました。この式典は、8日の国際女性デーに合わせて行われ、除去作業に従事する女性職員向けの防護服100着も引き渡されました。

ウクライナの地雷問題と復興の課題

ウクライナでは、国土の約2割に地雷や不発弾が残っている可能性があり、これが復興の大きな足かせとなっています。特に、地雷除去作業は危険を伴うため、専門的な取り組みが求められています。ウクライナ非常事態庁では、女性職員も除去作業に当たっていますが、従来の男女兼用の防護服は体格に合わず、負担となっていました。

女性向けに改良された防護服の供与

今回供与された防護服は、内部のプレートが女性向けに改良されており、作業効率と安全性の向上が期待されています。中込正志駐ウクライナ大使は式典で、「主に男性が担ってきた分野での女性の参加を拡大しようとする取り組みに敬意を表する」と述べ、女性の活躍を支援する姿勢を強調しました。

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車両とバスの供与による訓練施設での活用

式典には、ウクライナ非常事態庁のダニク長官や服部修JICAウクライナ事務所長も出席しました。供与されたのは、地雷の探知や除去作業に使用する車両4台、救助活動や訓練に使うバス12台です。これらの車両は、西部ビンニツァ州の訓練施設でも活用される予定で、地雷除去技術の向上に貢献します。

日本の継続的な支援と今後の展望

中込氏によると、日本はこれまでに、地雷除去のために1億3千万ドル(約200億円)を超える支援を実施してきました。今回の供与は、国際女性デーを機に、女性の社会参加を促進する取り組みの一環として位置づけられています。ウクライナの復興に向けて、日本は今後も多角的な支援を続ける方針です。

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