政府は10日、18歳以上が取得できる有効期間10年のパスポート(旅券)について、発行手数料を現行の約1万6000円から約9000円に引き下げる旅券法改正案を閣議決定し、国会に提出しました。この改正案が可決されれば、7月から適用される見通しです。
手数料引き下げの詳細
今回の改正案では、10年用パスポートの手数料が大幅に削減されるだけでなく、5年用の発行手数料も引き下げられます。具体的には、5年用パスポートの発行手数料を、現行の12歳以上で約1万1000円、12歳未満で約6000円から、一律で約4500円に設定します。
18歳以上の5年用旅券は廃止
さらに、18歳以上の5年用旅券は廃止されることになります。これにより、成人のパスポート取得は10年用に一本化され、手数料の簡素化と利便性向上が図られます。
外務省は、この改正案が国民の海外渡航を促進し、国際交流の活性化に寄与すると期待しています。手数料引き下げは、経済的負担を軽減することで、より多くの人々が海外旅行やビジネスに参加しやすくなることを目的としています。
政府は、国会での審議を経て、早期の施行を目指しています。改正案の適用後は、パスポート申請者が手数料の削減を実感できるよう、外務省は関連手続きの周知徹底に努める方針です。



