米国のブリンケン国務長官が中国を訪問し、貿易協議の再開を模索することが明らかになった。関係筋によると、長官は北京で中国の王毅外相と会談し、関税撤廃や市場開放などの課題について話し合う見通しだ。
貿易摩擦の緩和に向けた動き
今回の訪問は、米中両国が貿易摩擦の緩和に向けた動きを強める中で実現する。トランプ政権時代に導入された制裁関税の一部撤廃が議題に上る可能性がある。
また、中国側は米国産農産物の購入拡大や知的財産権の保護強化を約束するとみられる。両国は昨年、第1段階の貿易合意に署名しているが、その履行状況をめぐって意見の隔たりが残っている。
今後の日程と期待
訪問の具体的な日程はまだ発表されていないが、数週間以内に実現する見込みだ。ホワイトハウスはこの訪問を「両国関係の安定化に向けた重要な一歩」と位置づけている。
貿易協議の再開が実現すれば、世界経済への不透明感が和らぐとの期待もある。しかし、両国の対立は根深く、早期の完全合意は難しいとの見方も根強い。



