豪州、AI規制法制化へ 著作権保護を柱に首相「事実上の窃盗」と批判
豪州、AI規制法制化へ 著作権保護を柱に首相「事実上の窃盗」

オーストラリア政府は15日、人工知能(AI)に関する新たな「国家基準」を策定すると発表した。芸術作品やニュース記事などの著作権保護を柱とし、権利者の許可なく著作物をAIの学習に利用することを規制する方針だ。来年初めに関連法案を議会に提出し、成立を目指す。

首相が「事実上の窃盗」と非難

アンソニー・アルバニージー首相は、権利者の同意を得ずに著作物をAI学習に利用する行為を「事実上の窃盗」と強く非難。政府は書籍、音楽、美術作品、ニュース記事などの著作権者に対して「可能な限り強力な保護措置を講じる」と表明した。

規制の背景と目的

AIをめぐっては、権利者の同意を得ずに書籍やニュース記事などを大量に読み込ませて学習させているとの指摘が相次いでいる。政府は国内の大規模データセットの利用実態を調査し、透明性を高める方針だ。この規制は、AIの急速な発展に伴う著作権侵害を防止し、クリエイターの権利を守ることを目的としている。

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今後のスケジュール

政府は来年初めに法案を議会に提出し、早期成立を目指す。法案には、AI開発者に対する著作権者への事前同意取得の義務化や、違反した場合の罰則規定が盛り込まれる見通しだ。また、政府は国際的な規制の動向も踏まえながら、国内制度の整備を進めるとしている。

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