高松市の大西秀人市長(67)は4日、来年4月にも実施される高松市長選に立候補しないことを正式に表明した。開会した市議会定例会の冒頭で「この時期にバトンを次のリーダーに引き継ぐことが、世界都市高松を構築していく上で大きく資する」と述べた。
5期20年の節目での決断
5期目の大西市長は議会終了後の報道陣の取材に応じ、「市長在職20周年になる大きな節目。良い引き継ぎができると思った」と説明。後継候補については「私が決めるのはおこがましく、考えていない」としつつ、次の市政には「公共交通を軸とした街づくりなどの基本的な路線を継承してほしい」と要望した。
7月に今期限りでの退任を決意し、後援会関係者には手紙を送って伝えたという。
市長選の構図と補正予算案
市長選を巡っては、2月に無所属新人の元自動車販売会社社長の灘波博司氏(66)が立候補を表明している。
高松市議会の9月定例会は4日開会し、14億500万円の2026年度一般会計補正予算案など26議案が提案された。補正予算案には、仏生山交流センターの北側に高齢者福祉施設や診療所を整備する事業の土地代など約1億2300万円を計上。代表質問は9、10日、一般質問は11日と14~16日に行われる。



