沖縄知事選、古謝玄太氏が過去最多42万票で初当選「新たな県政を」
沖縄知事選、古謝玄太氏が過去最多42万票で初当選

沖縄県知事選で、前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)が過去最多となる42万票余りを獲得し、初当選を果たした。現職の玉城デニー氏(66)の得票は27万票余りで、有効投票の約6割を占めた。

「新たな県政を託していただいた」と喜び

古謝氏は13日夜、那覇市内で当選確実の知らせを受け、支援者らと抱き合って喜びを爆発させた。自民など5党と公明党県本部から推薦を受けていた。

一夜明けた14日朝、那覇市の事務所で報道各社の取材に応じ、「びっくりした。相手候補とこんなに差がつくとは。それだけ新しい風を県民が求めていた側面がある」と語り、気を引き締めた。

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経済振興策と辺野古移設容認を掲げる

選挙戦では、県民所得の倍増など経済振興策とともに、名護市辺野古への米軍普天間飛行場移設の容認を明言。「沖縄を前に」をキャッチフレーズに、玉城氏より二回り年下の若さや現役の子育て世代であることをアピールした。

立候補を表明していた下地幹郎・元郵政改革相(65)が、自民との政策合意を理由に出馬を取り下げて古謝氏の支援に回り、現県政の批判票が割れるのを避けられたことも功を奏した。

陣営幹部は「これからが正念場」

陣営幹部は「多数の政党から推薦を受ける『県民党』という戦略がいい方向に働いた」と喜ぶ一方、「知事としても政治家としても力量は未知数。掲げた政策の実現力を県民は見ており、これからが正念場だ」と語った。

古謝氏は近く上京し、政府・与党に基地負担の軽減や沖縄振興予算の増額などを求める方針という。

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