自民・西村氏「下地氏の英断で勝利への流れ」 高市首相の沖縄入り「当初から予定ない」
自民・西村氏「下地氏の英断で勝利への流れ」 高市首相の沖縄入り「予定ない」

自民党の西村康稔選対委員長は13日夜、沖縄県知事選(同日投開票)で自民など6党が推薦した元那覇市副市長の新人、古謝玄太氏が初当選を確実にしたことを受け、党本部で記者団の取材に応じた。選挙戦終盤に高市早苗首相の沖縄入りの可能性が週刊誌で報じられたことについて、「当初から基本的に入る予定はなかった」と語った。

首相の沖縄入りは「当初から予定ない」

災害対応のため西村氏は熊本県の地震や千葉県など各地の豪雨への対応を挙げ、「首相からは早い段階から、首相自身も閣僚も災害対策、復旧復興に全力で取り組むと言われていた」と説明した。選挙戦の途中でも首相が現地入りするとの話は「聞いていない」と述べた。

勝因に下地氏の「ご英断」

勝因の一つには、出馬を取り下げて古謝氏支援に回った下地幹郎元衆院議員の判断を挙げ、「ご英断によって、まさに勝利への流れができた」と振り返った。

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下地氏の出馬取り下げを受け、自民県連や古謝氏の選挙母体「県民の会」は「この判断をプラスに変えていこう」と結束し、下地氏の陣営とも連携したという。西村氏は「そこで一枚岩になり、勝利につなげていこうという大きなモメンタム、流れになった。改めてご英断に敬意を表したい」と語った。

市町村議選で浸透広がる

古謝氏については「対立、分断から、沖縄県民全体の思いを託してやっていくという気持ちになっている」と指摘。「沖縄を変えなければならない。沖縄の経済を発展させなければならないという強い思いが、徐々に浸透した」と分析し、「沖縄を発展させようという全ての人の思いが結集しての勝利だ」と強調した。

県内では知事選の告示以降、多くの市町村議選が行われた。西村氏は、古謝氏が「県民党」の立場を掲げたことで、各党や地方議員がそれぞれの支持層に古謝氏への支援を働きかけたと説明。「市町村議選が始まり、そこで浸透が一気に広がった」と述べた。

西村氏は選挙戦前から古謝氏陣営を支援し、10回以上沖縄入りした。現地では企業回りを中心に活動し、街頭でマイクを握ったのは投開票日前日の1回だけだったという。「あとは本当に地道に、紹介のあった人や中小企業を回った。みんながそういう取り組みをした。まさにどぶ板の結果だ」と語った。

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