勝浦市長選は2日に投開票され、無所属新人で前市議の磯野典正氏(52)が、いずれも無所属新人の前副市長・竹下正男氏(72)と前市議・岩瀬清氏(67)を破り、初当選を果たした。
磯野氏の勝浦市勝浦の事務所に当選の知らせが入ると、支持者らの歓声と拍手が起きた。磯野氏は「『チーム勝浦』で本当の勝浦をつくり、変えていこう。私が旗を振る」と決意を語った。
2度目の挑戦、「稼ぐ自治体」掲げる
磯野氏は前回の市長選に続く2度目の挑戦。「勝浦の未来に! 覚悟と責任」をスローガンに、「稼ぐ、増やす、守る」を政策の3本柱とし、会社経営の経験を背景に「“稼ぐ自治体”を目指して『勝浦経営課』を創設する」と主張した。若手の商工関係者の支援を受け、地域おこし団体「熱血!! 勝浦タンタンメン船団」の元船団長としての知名度も生かし、戦いを僅差で制した。
竹下氏は、副市長として土屋元前市長と照川市長を支えた実績を強みに、JR勝浦駅北口の市有地を開発する構想などを公約に掲げた。岩瀬氏は、照川市政下で有料化された市営駐車場の再無料化や、漁港と商店街を結びつける機能を持つ施設の建設などを訴えたが、いずれも及ばなかった。
現職は健康上の理由で引退
現職の照川由美子市長(73)は、健康上の理由で1期目の今期限りで引退した。選挙戦では、照川市政の評価や少子高齢化・人口減少対策、地域経済の活性化策などが争点となった。
投票率は58・51%で、前回の61・72%を下回った。当日有権者数は1万3195人だった。開票結果(年齢は投票日現在)は次の通り。
- 当 3705 磯野典正 52 無所属 新
- 3635 竹下正男 72 無所属 新
- 302 岩瀬清 67 無所属 新
(選管確定)



