広島市の松井一実市長は24日の記者会見で、8月6日に平和記念公園(中区)で開かれた平和記念式典の警備に関し、「(原爆)ドーム前の対応については、担当者と広島県警にうまく連携してもらった」と述べた。
全学連など約40人を排除
同5日からドーム北側の園内には、組織の内紛で過激派・中核派を離脱した矢嶋尋(ひろ)委員長率いる全学連などが集結。立ち入りが規制される6日午前5時以降も居残り、市の退去命令を拒んだため、県警の機動隊員らが約40人全員を排除した。
松井氏は式典中に公園周辺で行われた矢嶋派全学連や中核派など極左活動家らによるデモ行進に言及。「問題は(デモ時の)シュプレヒコールだ。式典を静粛な環境の中ですることについての配慮があればありがたい」とした上で「引き続きの課題」との認識を示した。
入場口閉鎖で一般参列者に影響
6日朝、公園北側の式典会場入場口には、「反戦」などと書かれたヘルメットをかぶった集団が押し寄せ、機動隊員とにらみ合いに。入場口が閉鎖され、一般参列者がこの入場口から入れなくなった。
これについて記者から問われた松井氏は「この場でそういったことをしなければいけない類いなのかを主体的によく考えてもらいたい。できないということであれば、治安維持とか、そういう視点で担当者と協議して対応するということも必要なのではと思う」と語った。



