金銭授受疑惑に揺れる福岡県議会で、第2会派・民主県政県議団(20人)の議員10人が1日、会派を離脱した。会派内では蔵内勇夫氏に対する議長職辞職勧告決議案の採決中止を求める動議への賛否を巡り対立が深まっていた。収拾を図れず、分裂する結果となった。
離脱した10人の大半は中止動議に反対
離脱した10人の大半は中止動議に反対していた。1日に8人と2人がそれぞれ会派結成届を提出。民主は会派名を変えた。
民主では、副議長経験者の幹部らに対し、就任時の金銭授受への関与を疑う声が一部議員の間で強まっていた。さらに8月17日の臨時会で自民県議が提出した中止動議に幹部らが賛成したことで不満が高まり、離脱の動きが具体化した。
原中誠志会長が辞意示すも慰留かなわず
民主関係者によると、原中誠志会長が辞意を示して慰留したが、引き留められなかった。分裂が決まった後、原中氏は報道陣に「不徳の致すところだ」と述べた。
離脱した県議の一人は「(幹部の)金銭授受の疑念は拭えず、信用もできない」と突き放した。



