「防災の日」の1日、愛知県内各地で南海トラフ地震を想定した訓練があった。大規模災害の発生時にどう身を守るか、行動や手順を確認し、防災意識の向上を図った。
名古屋港で震度6強想定の訓練
名古屋市港区の名古屋港ガーデンふ頭では、南海トラフ地震が午前9時に発生し、名古屋市で震度6強を観測したとの想定で、名古屋港管理組合が防災訓練を実施した。
地震発生を知らせるアナウンスが流れると、職員は揺れが収まるまでその場で頭を低くするなどして身の安全を確保した。続いて伊勢・三河湾への大津波警報発令を伝えるアナウンスがあると、来場者役の職員を、津波避難ビルに指定されている同組合の名古屋港湾会館へ避難させた。
アジア大会関係者も参加し避難訓練
午後には、今月開幕するアジア大会の組織委員会関係者が加わり、ガーデンふ頭の防潮堤外側にあるコンテナ型宿泊施設から大会関係者を内陸へ避難させたり、防潮扉を閉鎖したりする訓練も行った。
組合危機管理課の佐伍智弘係長は「熊本地震などもあり、災害は名古屋でも人ごとではない。南海トラフ地震の発生可能性が高まる中、緊張感を持って対策を進めたい」と話した。



