任期満了に伴う福岡市長選(11月1日告示、同15日投開票)で、新人の貿易会社経営・渡辺久也氏(58)が26日、市役所で記者会見し、無所属での立候補を表明した。「誰一人取り残さない市政の実現」を掲げ、「庶民を助けてこそ経済・社会はより良くなる」と述べた。
経歴と背景
渡辺氏は北九州市出身。九州大大学院修了後、通商産業省(現・経済産業省)に入省した。退職後は英国に留学し、帰国後は福岡市でNPO法人を起業。経営コンサルタントとして中小企業支援にあたり、現在は早良区で貿易会社を経営している。
公約と主張
会見では、交通系ICカードを活用した給付システムや公共交通の充実などを政策に掲げた。意見交換や合意形成を重視する姿勢も示し、「みんなが分かる形で議論して納得のプロセスを経ることが大切だ」と語った。
現職の高島宗一郎市長は不出馬を表明しており、市長選への正式な立候補表明は渡辺氏が初めて。



