9日に投開票された和歌山市長選で落選した元市長の旅田卓宗氏(81)は19日、選挙の供託金100万円について、和歌山地裁から差し押さえ命令を受けたと明らかにした。
賠償金未払いが原因
市などによると、旅田氏から損害賠償金約2億3520万円が支払われておらず、差し押さえを申し立てたという。旅田氏は昭和61年に市長選に初当選。平成14年の市長選に落選後、市長時代の事業をめぐって逮捕され、22年に背任と収賄の罪が確定した。
民事判決も確定
旅田氏をめぐっては、市に損害を与えたとして約2億5450万円の返還を命じた民事判決も確定している。旅田氏は9日投開票された和歌山市長選で1万4039票を獲得し、供託金は返還の対象となっていた。
旅田氏は「借りて作ったお金だが、私の名義である以上、差し押さえの対象になってしまった」などと話した。



