茂木敏充外相は17~22日の日程でサウジアラビアとオマーンを訪問し、両国の外相らと会談する。外務省が14日、発表した。2月の米イラン戦闘開始後、外相の中東訪問は初めてとなる。
ホルムズ海峡の安全航行で連携確認へ
エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の自由で安全な航行確保へ連携を確認したい考えだ。また、米イランによる戦闘終結の最終合意に向けた環境づくりも目指す。
茂木氏は、イランによる報復攻撃で被害を受けた湾岸諸国の復旧・復興や経済強靱化に積極的役割を果たすことも伝達する見通しだ。
サウジでは原油代替輸送路も協議
サウジではホルムズ海峡に加え、原油の代替輸送路であるバベルマンデブ海峡の情勢を協議。日本へのエネルギーの安定供給に向けた協力強化を図るとみられる。
ホルムズ海峡の沿岸国オマーンは、イランと海峡管理の在り方を巡り交渉を続けている。茂木氏は会談で改めて、ホルムズ海峡での通航料徴収に反対する日本の立場を説明する。
イエメン安定化支援も協議
この他、サウジに滞在するイエメンの国家元首に相当するアリーミ大統領評議会議長とも会い、イエメン国内の安定化に向けた支援を話し合う。



