「群馬のパクり」茨城パスポート、10日配布開始 外務省から注意が来るほどの出来栄え
茨城パスポート10日配布開始 群馬のパクりと知事認める

茨城県は、無料観光パンフレット「IBARAKI PASSPORT(茨城パスポート)」の配布を10日に開始する。大井川和彦知事が、先行して同様のパンフレットを作った群馬県の「パクり」であることを公然と認めて話題を集めた。形状やサイズは本物のパスポートとほぼ同じに仕上がり、大井川氏は「外務省から注意が来るほど良い出来」と冗談交じりに胸を張る。

応募が殺到し追加発行

茨城パスポートには県内各地の観光情報などが掲載されており、44市町村を巡るスタンプラリーのページなどからなる。「茨城ブルー」を基調とした表紙には、県公認バーチャルユーチューバー(Vチューバー)の「茨ひより」のイラストをあしらった。最初のページにはシリアルナンバーを刻印し、県章や県の花「バラ」、県の魚「ヒラメ」などのシンボルについても紹介した。

約2万7000人から応募

9月に発行予定1万部で事前受け付けを行ったところ、約2万7000人から応募があったため、約1万7000部を追加することにした。応募者の内訳は、約76%が県内、約22%は近隣都県だった。10月16日まで新規の追加申請も受け付ける。

初回の配布は、10月10日から12日まで県三の丸庁舎(水戸市)で開催される「シン・いばらきメシ総選挙2026」会場内の特設窓口で行い、以降は県庁や県東京渉外局で配る。

大井川氏は「茨城が続いたことで、次は栃木県が始めるのかなと期待している。他自治体のPRにも広がると面白い」と語り、ブームの波及にも期待を寄せた。