福岡県議会の最大会派・自民党県議団の松尾統章会長は3日、報道陣の取材に応じ、会長を辞任する意向を明らかにした。議員辞職はしないという。
松尾氏は、熊本地震の発生直後となる7月28日夜に政治資金パーティーを開き、「やって良かった」などと発言していた。この日の取材では「被災して苦しんでいる方々にどれだけ失礼な表現だったんだろうと考えた。批判も真摯に受け止める」などと述べた。
「松尾統章ビアパーティ」の開催内容
政治資金パーティーは「松尾統章ビアパーティ」の名称で、県政報告会とアルコールを含む飲食付きの意見交換会として、ホテルで開催された。会費は1人1万5000円で、500~600人が出席した。「芸人」による余興もあったという。
金銭授受疑惑と知事の批判
福岡県議会での金銭授受疑惑を巡っては、複数の正副議長経験者が自民党県議団幹部に現金を渡したと証言している。政治資金パーティー開催後、松尾氏は「一連の問題について説明するためだった」「(地震発生時には)受け付けも始まっていた」と釈明していた。
一方で、「こういう時に飲食を伴う会合を開くことは不適切ではないか」(服部誠太郎知事)などの批判が上がっていた。



