政府のインテリジェンス機能強化に向けた「国家情報局」が31日、新設された。前身は各省庁の情報を集める「内閣情報調査室(内調)」で、合わせて設置された「国家情報会議」は高市早苗首相をトップとするインテリジェンス政策の司令塔となる。
内調からの変遷と組織構成
国家情報局は内調の事務局としての機能を引き継ぎ、基本的な役割は変わらないとされる。内調は1952年に原型組織が発足し、時代とともに機能や人員を拡大。直近では「国内」「国際」「経済」「総務」の各部門に加え、大規模災害など緊急事態の情報を集める「内閣情報集約センター」、衛星画像の収集・分析を担う「内閣衛星情報センター」などが置かれていた。
内調の主な役割は各省庁からの情報収集である。今回の新設により、組織としての独立性や司令塔機能の強化が図られる見通しだが、具体的な運用や課題については今後の検討課題となる。



