ロシア国防省は29日、ロシア極東のアムール州で、ロシア軍の戦略爆撃機Tu95が墜落したと発表した。国営タス通信が伝えた。現時点で6人が死亡し1人が負傷したことが報告されている。訓練飛行中のため弾薬は搭載していなかったという。
墜落現場は無人地域、離陸直後に事故か
発表によると、墜落現場は無人の地域。ロシアの経済紙コメルサントは情報筋の話として、Tu95は、ウクラインカ空軍基地を離陸した直後に墜落したと報じた。
技術的な不具合が原因だとみられているが、ロシア独立系メディア「バザ」は、搭載していた燃料が爆発したと伝えた。
ウクライナによる攻撃準備の指摘も
一方、コメルサントによると、ロシア連邦保安局(FSB)は7月、ウクライナ保安庁(SBU)がウクラインカ空軍基地に対し、ドローンを使った「テロ攻撃」を準備していたと発表していた。
Tu95は、核兵器の搭載が可能な戦略爆撃機で、ロシアの核抑止力の一翼を担う。ウクライナ侵攻でも巡航ミサイルによる攻撃に使われており、ウクライナによる2025年6月の「クモの巣作戦」などで、複数の機体が損傷したとみられている。