米国のルビオ国務長官は4日、ホルムズ海峡の管理を巡るイランとオマーンの協議について、「近く合意することを望む」と語った。協議には米国も関与しているという。イラン外務省報道官は4日、国営テレビで、オマーンとの協議が進展していると述べた。
最終合意も「進展」
ルビオ氏は国務省で記者団に、米イランとの戦闘終結に向けた最終合意についても「進展している」と説明した。
AP通信は同日、イランとオマーンの協議が合意に近づいていると当局者の話として報じた。合意案はペルシャ湾に入る船舶にはイランが管理する航路を通過するよう求め、出ていく船舶にはオマーンが管理する航路を通過するように求める内容で、イランの管理を認める内容となっている。米国はこれまで、ホルムズ海峡でイランの支配権を認めない姿勢を示してきた。
カタールの仲介努力
米イランの仲介国カタールの外務省報道官は4日の記者会見で、米国とイランの緊張緩和を最優先に対話促進の外交努力が継続中で、関係国が近日中に前向きな結果が出ると期待していることを明らかにした。カタール当局は4日、タミム・ビン・ハマド・サニ首長がトランプ米大統領と電話会談し、米イランが戦闘終結へ向けて署名した覚書の順守の重要性を強調したと発表した。報道官によると、「合意の期限は設定しない」という。
一方、イラン外務省報道官は4日、国営テレビで、オマーンとの協議について、「両国の主権と利益の確保が焦点」と述べ、米国は協議に関与していないと改めて主張した。



