米サウジ空爆で親イラン民兵20人死亡、イラン人5人含む
米サウジ空爆で親イラン民兵20人死亡、イラン人5人

イラクの親イラン民兵組織「人民動員隊(PMF)」は29日、米軍とサウジアラビア軍による空爆で、複数のイラン人を含む少なくとも20人の戦闘員が死亡したと発表した。米国とサウジは、自国の石油関連施設への攻撃に対する報復として、イラク国内の人民動員隊拠点を攻撃したとしている。

空爆の詳細と犠牲者

人民動員隊は声明で「暫定的な集計によると、少なくとも20人の戦闘員が殉教(死亡)し、32人が負傷した」と述べた。同組織の幹部2人がAFPに語ったところによると、中部ディヤラ州での空爆による死者には、イラン人の軍事顧問5人が含まれていた。首都バグダッドで人民動員隊が執り行った告別式では、イラン国旗に包まれたひつぎがAFP記者によって確認されている。

イラクを巡る米イランの代理戦争

米国とイランはともにイラクの主要な同盟国だが、両国の敵対関係により、イラクは長年にわたり代理戦争の舞台となってきた。歴代イラク政府は両国の狭間で難しいかじ取りを強いられている。人民動員隊は2014年にイスラム過激派と戦うために結成され、その後イラク治安部隊(イラク軍)に正式に統合された。同組織は複数の武装勢力や民兵組織から成り、その中には単独行動をとる親イラン民兵組織も含まれている。

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