トランプ氏「米中は直面する課題の解決に向け、信じられないほどの成功」…米中首脳演説の主な内容
トランプ氏「米中は信じられないほどの成功」…首脳演説の主な内容

米中首脳会談が行われ、トランプ米大統領は「両国が直面する課題の解決に向け、信じられないほどの成功を収めている」と述べた。24日にホワイトハウスで行われた両首脳の演説の主な内容は以下の通り。

トランプ氏、習氏を「2度目の国賓訪問」として歓迎

トランプ氏は「習近平国家主席夫妻をホワイトハウスに迎えることができ、大変うれしく思う」と述べ、「今年5月の北京訪問で、極めて盛大かつ美しいおもてなしを受けた」と振り返った。その上で「中国の指導者では初めてとなる2度目の国賓訪問として、ワシントンに迎えることができたことは光栄だ」と語った。

「貿易委員会」の新設と今後の協議課題

トランプ氏は「習氏とは、相互の尊重と両国民の極めて重要な利益に基づいた素晴らしい友情を築いてきた」と強調。「世界中のいたる所で共に時間を過ごしてきたが、ホワイトハウスでの会談は、今回が初めてだ」と述べた。

さらに、「米国は、建国250年の節目にある」と指摘し、「中国と米国の長きにわたり大切に育まれてきた関係、いや、実に驚くべき関係を物語る品々がある」と語った。両国の関係について「我々の先祖は海を越えて交易や学び、より良い世界を築くために手を差し伸べた。今、両国もまさに同じことを行っている」と述べ、「この関係を大変誇りに思う」と付け加えた。

トランプ氏は「両国が直面する課題の解決に向け、習氏と共に信じられないほどの成功を収めている」と述べ、今年5月の訪中時に「貿易委員会」といった新しい仕組みを作ったことを紹介。「米国の農家や牧場主にとって新たな市場開放となり、より均衡の取れた貿易関係が進展している」と説明した。

安全保障・技術・AI協議と歴史的な結束への言及

今回の会談では「安全保障や技術、そしてスーパーインテリジェンス(AI=人工知能)にかかわる喫緊の課題も協議する予定だ」と述べ、「我々の決断は今後何十年にもわたり平和と繁栄をもたらすだろう」と期待を示した。

さらに、第2次大戦での両国の協力に言及し、「共通利益の追求が、距離や相違を超えて両国民を結びつけ、第2次大戦で我々を同盟国にした」と指摘。「共通の利益に焦点を当てれば、多くの成果をあげられると確信している」と語った。

また、米海兵隊が中国語のフレーズ「Gung ho(ガンホー)」を取り入れたエピソードを紹介し、「極めて熱心な姿勢」を表す言葉として使っていると説明。「かつて我々の国民が協力してあの戦争に勝利したように、習氏と私も、両国のより良い未来を築くために協力し続ける」と締めくくった。