米国のトランプ大統領は9日、イランとの戦闘について、終結するのは「中間選挙の直後になる」との見通しを示した。共和党大会出席のためテキサス州へ向かうのに先立ち、ワシントン郊外で記者団に語った。
早期終結断念の可能性
トランプ政権には、中間選挙までに戦闘の幕引きを図る思惑もあったが、早期終結を断念した可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ氏の側近が、2029年1月の大統領任期終了まで戦闘が続く可能性を大統領に伝えたと報じた。
新たな軍事攻撃の可能性
トランプ氏は、党大会の演説では、イラン中部の「ピックアックス山」に「厳しい打撃を与えざるをえない」と述べ、新たな軍事攻撃の可能性を示した。イランはこの山の地下に核施設を建設中とされる。
7月以降、この山への攻撃をちらつかせてきたが、米軍の人工衛星による監視から「周辺でわずかな動きがあることに気づいている。イランにはこざかしいまねはしないよう忠告しておく」とくぎを刺した。



