イラン空爆から半年、テヘランに残る爪痕 ハメネイ師「最期の地」に追悼の壁
イラン空爆から半年 テヘランに残る爪痕 ハメネイ師「最期の地」に追悼の壁

米国とイスラエルがイランへの先制攻撃に踏み切ってから、8月28日で半年が過ぎた。激しい戦闘は収まっているものの、和平の展望は開けておらず、イランの人々は「戦争でも平和でもない」不安の中にいる。

首都テヘランに残る空爆の爪痕

イランの首都テヘランは近郊を含めると約1400万人が暮らす。北にそびえるアルボルズ山脈のふもとにオフィスビルや商業施設、集合住宅が密集して広がっている。

その中心部にある路地の先に、この春、道路をふさぐ壁が現れた。記者が8月に訪れると、警備していた男性が壁の向こう側を指して「あの先で、最高指導者が亡くなったんだ」と教えてくれた。

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ハメネイ師「最期の地」に市民の追悼絶えず

亡くなったのは、壁の数十メートル先に事務所兼邸宅を構えていた前最高指導者アリ・ハメネイ師(当時86)。先制攻撃に踏み切った米国とイスラエルによる2月28日の空爆で、側近や家族の多くとともに殺害された。

世界に衝撃を与えたこの事件の後、追悼に訪れる市民が絶えなかったため、安全のために壁が設けられたという。壁にはハメネイ師の肖像画や追悼メッセージの紙が貼られている。

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