フジテレビの動画配信サービス・FODで、29日21時から配信されるオリジナルドラマ『世にも奇妙な物語 FODの特別編』の第3編『復讐』で、葉山奨之と筒井真理子がW主演を務める。妻を殺された35歳の男性が60歳の女性と体を入れ替え、犯人への復讐に挑む“入れ替わりサスペンス”だ。
『世にも奇妙な物語』FOD特別編の概要
『世にも奇妙な物語』は1990年4月にレギュラードラマとしてスタートし、その後は特別編として放送を継続。『FODの特別編』では、完全新作オリジナルエピソードを毎月最終土曜21時から1編ずつ配信し、2027年5月末まで1年間にわたって全12編を独占配信する。現在は、美村里江主演『明日から来た男』、IMP.主演『下請け』が配信されている。
『復讐』のあらすじとキャスト
『復讐』で葉山が演じるのは、妻・美沙(志武明日香)を何者かに殺された安藤陸斗。犯人はいまだ見つからず、安藤は一人娘・桃奈(沖田絃乃)を守りながら、妻の仇を討ちたいという思いに苦しんでいた。
自らの手で復讐すれば、娘を一人にしてしまう――。そんな葛藤を抱える中、安藤のスマートフォンに、ドラマやアニメのような「他人との入れ替わり」を人工的に引き起こせるという謎の施設「村井脳科学センター」から案内が届く。
他人の体で復讐を遂げた後、自分の体へ戻れば、妻の仇を討ちながら娘の将来も守ることができる。そう考えた安藤が入れ替わる相手として選んだのが、筒井演じる60歳の女性・田中誠子だった。田中が望んでいるのは「何もない人生に、刺激がほしい」ということ。年齢も性別も異なる2人が体を入れ替えた先で、奇妙な復讐劇が動き出す。
葉山奨之と筒井真理子のコメント
子どもの頃から『世にも奇妙な物語』を見ていたという葉山は、出演決定について「すごくうれしかったです!」と喜び、さらに「俳優なら一度はやってみたかった『他人との入れ替わり』を体験できて、念願が叶いました!」とコメント。撮影では、都築淳一監督の意図が明確だったことに加え、筒井や監督とともに“安藤”というキャラクターを作り上げていったそう。「僕一人だけでなく、筒井さんや監督を含めたみんなで『安藤』というキャラクターを一緒に作り上げられたのが今までにない新鮮な感覚ですごく楽しかったです」と振り返り、物語についても「面白いストーリーになっていますので、ぜひご期待ください!」と呼びかけた。
一方の筒井は「歳を重ねるほど人間は面白くなる!」と切り出し、強く、かわいく、したたかで、まだ何かを企んでいる女性たちが世の中には数多くいると語る。「『誰かのお母さん』、『誰かのおばあちゃん』だけではない、一人の人間としての面白さ」に触れながら、表に出せなかった思いや、まだ使っていない力を秘めた女性たちを「演じ続けるパイオニアでいたい」とする筒井。そんな自身に届いた“内面が男性と入れ替わる役”を「なんとも痛快で、どこか小気味いい。こんな役を待っていました」と歓迎した。都築監督、葉山との撮影についても「この奇妙な物語を紡いだ時間も刺激的でした」と振り返っている。
演出の都築監督は「『復讐』というテーマにこだわって創りました。ストーリーと主演のおふたりの芝居を存分にご堪能ください」とコメントした。
出演者のプロフィール
葉山奨之は、1995年12月19日生まれ、大阪府出身。2015年のNHK連続テレビ小説『まれ』で津村一徹を演じ、その後も映画・ドラマ・舞台で活動。主な出演作に、ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』『鹿楓堂よついろ日和』、映画『太陽の子』、Disney+『シコふんじゃった!』など。2026年は『テミスの不確かな法廷』『ムショラン三ツ星』『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』『夫に不倫をお願いされました』などに出演している。
筒井真理子は、山梨県甲府市出身、10月13日生まれ。1982年、早稲田大学在学中に第三舞台に参加して初舞台を踏み、その後、映画、テレビドラマ、舞台など幅広く活動。映画『淵に立つ』『よこがお』などで高い評価を受け、『よこがお』では令和元年度芸術選奨映画部門文部科学大臣賞、2019年度全国映連女優賞を受賞したほか、ローマのAsian Film FestivalでBest Actress最優秀賞を受賞。2026年にはドラマ『余命3ヶ月のサレ夫』、舞台『パレイドリア』などに出演している。



