プラザ合意の舞台NYプラザホテル、来年1月から4年間休業へ
プラザ合意の舞台NYプラザホテル、来年1月から4年間休業へ

1985年に主要5カ国(G5)がドル高是正で合意した「プラザ合意」の舞台となった米ニューヨークのプラザホテルが、来年1月から少なくとも4年間休業することになった。老朽化した外観を修復するためで、運営会社が14日に発表した。

1907年開業、歴史的建造物の保存が目的

プラザホテルは1907年に開業した。セントラルパークに面する高級ホテルで、18階建ての重厚な外観で知られてきた。スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』に登場したほか、ザ・ビートルズなど著名人が利用した。トランプ米大統領も一時期、ホテルの所有者だった。

運営会社は発表で「歴史的建造物の保存が不可欠なため工事は複雑で、運営に著しい支障をきたす」などと説明した。具体的な工事の時期は明らかになっていない。

専門家は室料判断を指摘、現在の宿泊料は約40万円

米紙ニューヨーク・タイムズは「工事で騒音が出るなかでは、高級ホテルの室料を請求できないとホテル側が判断したのではないか」という専門家の見方を伝えている。

世界最大級の宿泊予約サイトBooking.comで直近の室料を見ると、キングベッド1台のデラックス・キングルームは、税込み1泊約40万円だった。