定年退職した父親が娘のために作った、手作りミートボール入りのお弁当の写真がThreadsに投稿され、注目を集めている。お弁当食べる人さん(@platypus.6438690)が「どこにも自慢できる場所がないので、ここで色んな人に見てもらいたい」という言葉とともに投稿した写真には、1万いいねが集まった。
週に1回のお弁当作りが始まったきっかけ
投稿主さんによると、父が定年退職後、まだ働く母にお弁当を作っていたのがきっかけだという。「父がお弁当を作っているのを聞いて、昔から父の料理が好きだったので、すぐに私も食べたいとお願いしました。最初はえーと渋っていましたが、しつこくお願いして折れて作ってくれるようになりました」と話す。
初めて作ってもらった大好きな手作りミートボールのお弁当を開けたときの感想について、「まず父のお弁当というだけでテンションが上がっていたので、開けた瞬間に、これこれ〜、美味しいやつ何年ぶりや〜というのが素直な感想です」と語った。
10年以上経っても覚えていた娘の苦手な食べ物
お弁当作りが始まってからの父の様子について、「冷凍食品を使わない手作りお弁当なので、母とすごいよねと話していました。私には真似できません」と話す。また、父から「きのこは食べれる?」と聞かれたそうで、「昔からきのこ類が苦手だったので確認してくれたのだと思いますが、家を出て10年以上たった今でも私の苦手な食べ物を覚えていてくれた事が嬉しかったです。もちろん食べれないと答えました」と振り返る。
父の持病悪化で現在はお弁当を食べられず
しかし、実は年明けから父の持病が悪化し、現在はお弁当を食べられない状態だという。「この先も食べることは難しいかと思います。子どもの頃、毎週末父が夜ご飯を作る担当だったので父の手料理を食べることが当たり前でした。結婚して家を出てから、父の手料理を食べられるのはお正月の年1回になってしまいました。そんな私にとって、毎週1回作ってくれる父のお弁当はとても心の支えになっていました。もう一度父の手料理が食べられるとしたら、卵焼きが1番食べたいです」と話す。
父への感謝の気持ち
投稿への反響については、「父の作るご飯が大好きだったので記録として残したいとはじめた投稿でしたが、たくさんの人に見てもらうことができ、温かいコメントをいただきとても嬉しく思いました。父にも話すと病院で看護師さん達に自慢していたようです」と語る。
「結婚し子どもが生まれ、ご飯を作ってもらう側から作る側に変わった今だからこそ、料理を作る大変さも分かるようになりました。何気なく食べていた毎日のご飯も当たり前じゃなかったんだなと思います。父には心から本当にありがとうと伝えたいです」と締めくくった。