北朝鮮は22日、日本の防衛予算増額の報道に対し、日本が「侵略戦争」の準備を進めていると非難した。
過去最大の防衛費要求
NHKなどの各メディアが報じたところによると、防衛省は来年度の概算要求で過去最大となる8兆9000億円を求める方針を固めた。朝鮮中央通信(KCNA)はこれについて、「再び過去最高記録を更新することになる」と報じた。
まだ予算は確定していないものの、KCNAはこの動きが「地域と世界に新たな混乱をもたらす危険な軍事予算の拡大を明確に意味している」と批判。さらに「軍事費の大幅な増加は、侵略戦争の準備を完遂するための軍事力増強につながるだろう」と続けた。
米国の関与と同盟国の懸念
一方、日本や韓国の長年の同盟国である米国は、核を保有する北朝鮮からの潜在的な脅威に対抗することを目的とした韓国との年次合同軍事演習をドナルド・トランプ大統領が縮小させる中、独自に北朝鮮との関与を模索している。
トランプ氏の指示は、東アジアの安全保障に対する米国の関与に懸念を抱く同盟国に警戒感を抱かせた。日本は先週、米国および韓国との安全保障協力の重要性を強調した。トランプ氏はまた、年内に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と会談する意向を示した。
日本の防衛政策転換と中国の反応
高市内閣は、中国の軍事拡大の野心に直面し、今年国家安全保障戦略の見直しを進めている。政府はすでに武器輸出の自主規制を解除し、防衛費を増額したほか、平和憲法の改正も推し進めている。
北朝鮮の同盟国である中国は最近、日本による「新軍国主義」とみなす動きに対して警戒感を表明している。



