アラスカ上院選、同姓同名立候補めぐり司法省提訴 敗北なら認証差し止め
アラスカ上院選、同姓同名立候補めぐり司法省提訴

11月の米中間選挙のアラスカ州連邦上院選を巡り、司法省は22日、共和党の現職ダン・サリバン氏が僅差で敗北した場合、州による選挙結果の認証を差し止めるよう求める訴訟を、アラスカ地区の連邦地裁に起こした。サリバン氏とほぼ同姓同名の立候補者がおり、「有権者が混乱する可能性が高い」としている。

ほぼ同姓同名の候補者による混乱

アラスカ州の連邦上院選は、候補者4人の氏名が印刷された投票用紙に、1~4位の順位を記入する「順位選択投票」で争われる。今回の選挙は、元民主党下院議員メアリー・ペルトラ氏とサリバン氏が接戦を繰り広げるなか、新人の「ダニエル・J・サリバン」氏らも立候補している。

訴状では、新人候補者が自身の氏名を「ダン・サリバン」と投票用紙に表示するよう求めたほか、過去の選挙で民主党の候補者に投票したと発言していたなどと指摘。「立候補はサリバン氏の得票数を減らし、ペルトラ陣営を利することが目的だ」と主張した。

トランプ大統領が訴訟指示を明かす

その上で、新人候補の得票が、サリバン氏の落選につながった可能性がある場合、調査のため選挙結果の認証を差し止めるよう求めた。トランプ大統領は23日、記者団に、訴訟は自身が指示したと明らかにした。