イラン最高安全保障委員会のモフセン・レザイ事務局長は19日、自身のSNSや中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラのインタビューで、米国との戦闘終結に向けた7項目の条件を仲介国カタールを通して米側に伝えたと明らかにした。「トランプ米大統領の返答を待っている」としている。
交渉条件の内容
レザイ氏は交渉の条件として、中東の全戦線での戦闘の終了や米国による資産凍結の解除、イラン関連の船舶に対する海上封鎖の解除を挙げた。7項目すべてには触れなかったが、「条件受諾は米国の利益になる」と強調した。
交渉環境の変化
イランはホルムズ海峡を巡る米国との攻撃の応酬を受け、交渉を拒否してきた。米国内で米側の戦費膨張や装備の損失などの被害状況が報じられたことで、交渉の環境が整いつつあると判断した可能性がある。
仲介の用意と核保有の含み
レザイ氏は、イエメンの親イラン勢力フーシと、敵対するサウジアラビアなどとの間を仲介する用意があるとも表明した。一方、核兵器保有の意図については否定しつつ、「将来は何が起きるかわからない」と含みを残した。



