政府観光局が15日に発表した2026年上半期(1~6月)の訪日外国人客数は、推計2108万4800人となり、過去最多だった前年同期に比べて2.0%減少した。上半期の訪日客数が前年を下回るのは、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ2021年以来、5年ぶりとなる。
消費額は過去最高を更新
一方、観光庁が発表した上半期の訪日客による消費額(速報値)は4兆8469億円で、前年比1.3%増となり過去最高を更新した。客数が減少する中でも、一人当たりの消費額が増加したことが要因とみられる。
中国人客が大幅減、韓国・台湾客が増加
国・地域別の訪日客数では、最多は韓国の567万5100人(前年比18.6%増)。次いで台湾397万2200人(同20.9%増)、中国205万8200人(同56.4%減)、米国182万1700人(同7.1%増)、香港129万8500人(同2.2%増)などとなった。中国からの訪日客は前年から半減以上となり、全体の減少を牽引した。これは、昨年11月の高市早苗首相の「台湾有事」を巡る発言を受けて日中関係が悪化した影響が続いているためとみられる。
6月単月も3カ月連続の減少
6月単月の訪日客数は前年同月比6.8%減の314万8600人で、減少は3カ月連続となった。



