ドイツ州議会選でAfDが第1党に躍進、CDU大敗で首相の辞任圧力高まる可能性
独州議会選でAfDが第1党、CDU大敗、首相に辞任圧力

ドイツ東部ザクセン・アンハルト州で6日に行われた州議会選挙で、強硬右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が得票率44・0%で勝利し、第1党に躍進する見通しとなった。公共放送ARDの予測による。ただし、単独過半数の議席獲得は困難な情勢だ。

AfDが歴史的勝利を宣言

AfDの州首相候補ウルリヒ・ジークムント氏は6日夜、州都マクデブルクで「我々は歴史に名を刻んだ」と勝利宣言した。AfDは2021年の前回選から得票率を倍増させた。選挙戦では、移民排斥や愛国主義的な文化・教育政策を訴えた。

メルツ政権への不満の受け皿として、メルツ首相率いる国政与党の中道右派・キリスト教民主同盟(CDU)を支持する保守層にも浸透するなど、幅広い支持を集めた。

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与党の大敗と連立の行方

CDUは17・4%と半減した。中道左派・社会民主党(SPD)は9・2%、環境政党・緑の党は8・9%、旧東独の共産主義政党の流れをくむ左派党は8・6%だった。左派新党のザーラ・ワーゲンクネヒト同盟(BSW)は議席獲得の条件となる最低得票率5%を超える見通しだ。

AfDが多数派の州政権を樹立するには他党の協力が必要だが、CDUなど主要政党はAfDとの連立を拒否している。協力を排除していないBSWが議席を獲得するかがカギを握ることになる。

国政への影響

選挙結果は国政にも影響しそうだ。メルツ氏の求心力が弱まり、辞任圧力が高まる可能性がある。

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